オセアニア教育学会
Society of Oceanian Education Studies

新着情報学会案内年次大会刊行物


2016/1/31 更新: 第20回大会の開催予告を掲載しました。
2016/7/13 更新: 第20回大会の日程を修正しました。
2016/11/13 更新: 開催案内・自由研究発表募集を掲載しました。
2016/11/28 更新: 確定プログラムを掲載しました。

第20回大会開催案内 <過年度参考>

来る 2016 年 12 月 3 日(土)・4 日(日)の両日、四国学院大学におきましてオセアニア教育学会第 20 回大会を開催いたします。
つきましては、下記のとおり大会日程等をご案内申し上げます。皆様のご参加・ご発表を心よりお待ちしております。 どうぞ、ふるってご参加ください。

【会場】 四国学院大学 友愛館・5 号館 1 階 514 教室

※JR土讃線 善通寺駅より徒歩10分

【プログラム】
第1日目 2016年12月3日(土)
14:15~15:15理事会(理事のみ)【栄光館・4号館 3階 ラウンジ】
15:15~受付 【友愛館・5号館 1階 514教室】
15:45~15:55 開会式
16:00~18:00 自由研究発表

司会: 木村 裕 (滋賀県立大学)

  1. オーストラリア、ビクトリア州の学校教育カリキュラムにおける汎用的能力の位置付け
    ―その歴史的変遷と現状―
       青木 真衣子(北海道大学)
  2. ドーキンズ改革を見直す視座
       澤田 敬人(静岡県立大学)
  3. 遠隔地における学力低迷への「まなざし」から見える公正概念
    ―オーストラリア各州における政策の比較分析を通して―
       伊井 義人(藤女子大学)
  4. オーストラリアの保育者に求められる多文化共生保育の資質・能力
       榊原 菜々枝(名古屋文化学園保育専門学校)
18:30~20:30懇親会 【大学周辺の飲食店】
第2日目 2016年12月4日(日)
9:00~受付 【友愛館・5号館 1階 514教室】
9:30~11:30

シンポジウム(オセアニア諸国における学校組織を考える)

「チーム学校」としての学校組織体制の在り方に関する比較研究
―英・豪・NZの事例から―

<事例報告>

  • イギリス事例: 植田 みどり(国立教育政策研究所)

  • オーストラリア事例: 木村 裕(滋賀県立大学)

  • ニュージーランド事例
    (メインストリーム以外の学校を中心に): 中村 浩子(大阪国際大学)
    (公立学校を中心に): 高橋 望(群馬大学)

<趣旨>

 「学校の先生は忙しい」と言われる。2006年度に実施された教員勤務実態調査によれば、教諭の残業時間は1966年度調査と比べて大幅に増加している。2014年に公表されたOECDによる第2回国際教員指導環境調査(TALIS)によれば、日本の教員の1週間あたりの勤務時間は参加国中で最長であり、日本の教員の多忙という現状は、国際的にみても顕著であることが確認された。

 そのような中、2015年12月に中央教育審議会答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」が発表され、「これからの学校が教育課程の改善等を実現し、複雑化・多様化した課題を解決していくためには、学校の組織としての在り方や、学校の組織文化に基づく業務の在り方などを見直し、『チームとしての学校』を作り上げていくことが大切」であると提言された。そして、同答申は、諸外国と比較した場合、日本の学校は教員以外のスタッフの配置が少ない状況にあり、そのことが多くの業務を担わざるを得ない状況を引き起こしていることを指摘したうえで、現在配置されている教員に加え、事務職員やスクールカウンセラー、ソーシャルワーカーなど多様な専門性を持つ職員(専門スタッフ)の配置を進めるとともに、「教員と多様な専門性を持つ職員が一つのチームとして、それぞれの専門性を生かして、連携・分担することができるよう、管理職のリーダーシップや校務の在り方、教職員の働き方の見直しを行うことが必要」とした。

 では、諸外国の学校においては、教員に加え、具体的にどのような人々が学校に関わって学校運営がなされたり、学校の教職員の職務を支える施策が進められたりしているのか。本特定課題研究においては、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドに焦点をあて、各国においていかなる専門スタッフが学校に配置され、どのような協働体制が構築されているのかということや、「チームとしての学校」を支えることにつながるどのような施策が進められているのかを検討していきたい。諸外国における学校組織体制の在り方を検討することで、「チーム学校」が示す学校像を検討するうえでの一助となればと考える。

11:40~12:10総会
12:10~12:20 閉会式

【大会参加費】2000円  【懇親会費】5000円(会場周辺の飲食店にて)
*会員・非会員とも同じ。

【参加申込】
準備の都合上なるべく事前に、 (1)氏名・ご所属、(2)懇親会参加の有無を、お知らせください。
なお、非会員の方の参加も歓迎です。

四国学院大学・総合教育研究センター
オセアニア教育学会 第20回大会実行委員会 中澤 加代
knakazawa(アット)sg-u.ac.jp

【お知らせ】
大会1日目・2日目ともに、四国学院大学内の生協、もしくはカフェテリア(食堂)は営業しておりません。
大学周辺(徒歩圏内)に、おうどん屋さんや飲食店、コンビニエンスストアがございますのでご利用ください。
ご多忙な時期だとは存じますが、弘法大師の故郷・善通寺にて開催される大会にぜひ足を運んでいただければ幸いに存じます。
(うどん県で本場の「さぬきうどん」を堪能してくださいませ。)

【交通手段について】
地方での開催となり、会場校までのアクセスがあまりよくありません。
参考までに、いくつかの交通手段について、情報を添えておきます。

【宿泊について】
大会参加のための宿泊につきましては,会員各自で手配いただきますようお願いいたします。

※参考情報(四国学院大学周辺の宿泊施設)

  1. 善通寺グランドホテル(本学から徒歩10~15分)
    *横に23時まで開いているスーパーがあります。

  2. 善通寺ステーションホテル(本学から徒歩10分)
    *道路を挟んで斜め前にコンビニがあります。

  3. チサンイン丸亀善通寺
    *丸亀駅と善通寺の中間にあるホテルです。4名くらいで同じところに予約・宿泊す るのであれば一緒にタクシーを利用して行くことが可能だと思います。 (車で10分程度)

<参考>第19回大会(2015年12月・東北大学)の案内

<参考>第18回大会(2014年11月・桜美林大学)の案内

<参考>第17回大会(2013年12月・北海道大学)の案内

<参考>第16回大会(2012年12月・玉川大学)の案内

<参考>第15回大会(2011年11月・筑波大学)の案内

<参考>第14回大会(2010年12月・東京学芸大学)の案内